日本語入力での打鍵数節約
日本語ローマ字入力での打鍵数節約には、azik という、よく知られている方式がある。
azikでは、覚えやすさを重視するため、打ちにくい z の打鍵が多くなるというようなことがある。
私は覚えるのはちょっとしたcheat sheet (カンニングペーパ)を用意することで切り抜けることにして、漢語の打鍵数を azik 以上に減らすことを試みた。次に実際の例を示す。
mxrp -> みゃくらく
kxxv -> きゃくしょく
mcrc -> めつれつ
mnnd -> まんねん
slrc -> せいれつ
ypsv -> やくそく
kkxw -> きゅうしゅう
sprx -> さくりゃく
spsd -> さくせん
gxgjrc -> ぎゃくぎょうれつ
xpml -> しゃくめい
xpncjigv -> しゃくねつじごく
g@t@ -> げきてき
s@ngmbdf -> せきにんもんだい
jgslg@jh -> じんせいげきじょう
kkkkxa -> きゅうきゅうしゃ
gcmdcpriku -> げつめんちゃくりく
xhcw -> しょうちゅう
kzrz -> きょくりょく
tvxukpch -> とくしゅかくちょう
gpr@ -> がくれき
詳しい説明や導入法は
rubyのarrayがうっかりこわれる
ax=%w(aaa bbb ccc ddd)
y=ax[0]
y << "qqq"
p ax
上のrubyのscriptを実行すると
["aaaqqq", "bbb", "ccc", "ddd"]
となり、array axがこわれる。
y << "qqq" を y+="qqq"
とすれば、こわれない。
rubyの条件演算子 .. ? .. : .. の落とし穴
x?a:b
のように、?と:の前後にspaceを入れないで書くと、errorになる。
x ? a : b
のようにやると、大丈夫。
でも
x ?10:20
は大丈夫だったりする。
でも安心できない。
s2 ?s1+s2: s1
は駄目。
なまじっか、spaceなしでも通ることがあるので、それでみもいいと思う恐れがあるので、危ない。
rubyの式の埋め込みの中の外部command
次の rubyの式を埋め込んだ fileのsample.rtxtを作る。
line1
<% puts `echo line2` %>
line3
$ erubis sample.rtxt の結果は
line2
line1
line3
line2が先頭に出てくる。つまり、外部commandを呼ぶのが先に実行されるらしい。
意図したとおりにするのには、次のsample2.rtxtのようにする必要がある。
<% buf=`echo line2` %>
line1
<% buf %>
line3
野ばらの歌詞の中の auf der Heiden
ゲーテの有名な野ばらの詩の中に
auf der Heiden
という句がある。このHeidenは、この形だと、女性、単数、与格(いわゆる3格)の名詞だ。
辞書を探すと、女性名詞では
Heide f -n 荒野
しかない。これだと auf der Heide が正しい。
Heidenにするのなら、複数で auf den Heiden というのはありうるが、この場合は冠詞が den となる。
ゲーテが文法を間違えることは考えられない。昔の文法が違っていたのだろうか。
あるいは、昔 heide という形容詞が存在したのだろうか。それだったら、形容詞の名詞化でauf der Heidenはありうる。
それにしても、私の疑問が見当違いでないのなら、なぜこのことがinternet上で問題になっていないのだろう。
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日本語についての独り言
Table of Contents
1 「て形」の 「て」 、助詞の 「に」 に由来する助詞
- 「見 た 」の た
これは文語では、見 たり 。 たり は てあり がつまったもの。
- 「駅 で 」の で
これは文語では「駅にて」。 で は にて がつまったもの。
- なり
文語の なり は にあり がつまったもの。
- な形容詞
「異様な」は文語では「異様なる」。 なる は にある がつまったもの。
- なら、ならば
ならば は にあらば がつまったもの。 なら は ならば がつ まったもの。
- たら、たらば
たらば は てあらば がつまったもの。 たら は たらば がつ まったもの。
- 「雨が降っても」、「暑くても」、「雨でも」の「ても」、「でも」
同じような機能をもっているものなのに、なぜ名詞につくときは「て」で なく、「で」なのか。
答は、「て」は動詞と い形容詞 の場合、連用形の活用語尾にそのまま付 けられるが、名詞の場合は「雨にて」のように間に「に」がはさまる。 この「にて」がつまって「で」になる。
なお、「簡単な」のような な形容詞(形容動詞) も、「簡単」という語 は名詞なので、「簡単でも」となる。
- 「だ」、「である」
「である」は「にてある」がつまったもの。「だ」は「である」がつまっ たもの。
だから、「だった」は「であった」がつまったもの。