日本語入力での打鍵数節約

日本語ローマ字入力での打鍵数節約には、azik という、よく知られている方式がある。

    AZIK総合解説書

azikでは、覚えやすさを重視するため、打ちにくい z の打鍵が多くなるというようなことがある。

私は覚えるのはちょっとしたcheat sheet (カンニングペーパ)を用意することで切り抜けることにして、漢語の打鍵数を azik 以上に減らすことを試みた。次に実際の例を示す。

mxrp -> みゃくらく

kxxv -> きゃくしょく

mcrc -> めつれつ

mnnd -> まんねん

slrc -> せいれつ

ypsv -> やくそく

kkxw -> きゅうしゅう

sprx -> さくりゃく

spsd -> さくせん

gxgjrc -> ぎゃくぎょうれつ

xpml -> しゃくめい

xpncjigv -> しゃくねつじごく

g@t@ -> げきてき

s@ngmbdf -> せきにんもんだい

jgslg@jh -> じんせいげきじょう

kkkkxa -> きゅうきゅうしゃ

gcmdcpriku -> げつめんちゃくりく

xhcw -> しょうちゅう

kzrz -> きょくりょく

tvxukpch -> とくしゅかくちょう

gpr@ -> がくれき

 

詳しい説明や導入法は

ローマ字変換で、漢語の打鍵数を極力へらす試み

 

 

rubyの奇妙な行動

#!/usr/bin/env ruby
ax=%w(a-2 b-1 c0 d1 e2 f3)
ax.each do |i|
  i.sub!(/-?\d+/) do
    x=$&
    x.to_i +2    #--- A  
    # x.to_i +  2
 end
 puts i 

end

上のruby scriptを実行すると
a0
b-1
c0
d1
e0
f0

と奇妙な結果になる。

#--- A の行をcommentにして、その次の行をcomment outすると、正常な結果になる。

(ruby 2.1.4p265 (2014-10-27 revision 48166) [i686-linux])

rubyの条件演算子 .. ? .. : .. の落とし穴

x?a:b

のように、?と:の前後にspaceを入れないで書くと、errorになる。

x   ?   a   :   b
のようにやると、大丈夫。

でも
x   ?10:20

は大丈夫だったりする。

でも安心できない。

s2  ?s1+s2:   s1
は駄目。

なまじっか、spaceなしでも通ることがあるので、それでみもいいと思う恐れがあるので、危ない。

rubyの式の埋め込みの中の外部command

次の rubyの式を埋め込んだ fileのsample.rtxtを作る。

line1
<% puts `echo line2` %>
line3

$ erubis sample.rtxt の結果は

line2
line1
line3

line2が先頭に出てくる。つまり、外部commandを呼ぶのが先に実行されるらしい。

意図したとおりにするのには、次のsample2.rtxtのようにする必要がある。

<% buf=`echo line2` %>
line1
<% buf %>
line3

野ばらの歌詞の中の auf der Heiden

ゲーテの有名な野ばらの詩の中に

  auf der Heiden

という句がある。このHeidenは、この形だと、女性、単数、与格(いわゆる3格)の名詞だ。

辞書を探すと、女性名詞では

Heide f -n 荒野

しかない。これだと auf der Heide が正しい。


Heidenにするのなら、複数で auf den Heiden というのはありうるが、この場合は冠詞が den となる。

ゲーテが文法を間違えることは考えられない。昔の文法が違っていたのだろうか。

あるいは、昔 heide という形容詞が存在したのだろうか。それだったら、形容詞の名詞化でauf der Heidenはありうる。

それにしても、私の疑問が見当違いでないのなら、なぜこのことがinternet上で問題になっていないのだろう。

 

日本語についての独り言

日本語についての独り言

1 「て形」の 「て」 、助詞の 「に」 に由来する助詞

  1. 「見 」の

    これは文語では、見 たりたりてあり がつまったもの。

  2. 「駅 」の

    これは文語では「駅にて」。 にて がつまったもの。

  3. なり

    文語の なりにあり がつまったもの。

  4. な形容詞

    「異様な」は文語では「異様なる」。 なるにある がつまったもの。

  5. なら、ならば

    ならばにあらば がつまったもの。 ならならば がつ まったもの。

  6. たら、たらば

    たらばてあらば がつまったもの。 たらたらば がつ まったもの。

  7. 「雨が降っても」、「暑くても」、「雨でも」の「ても」、「でも」

    同じような機能をもっているものなのに、なぜ名詞につくときは「て」で なく、「で」なのか。

    答は、「て」は動詞と い形容詞 の場合、連用形の活用語尾にそのまま付 けられるが、名詞の場合は「雨にて」のように間に「に」がはさまる。 この「にて」がつまって「で」になる。

    なお、「簡単な」のような な形容詞(形容動詞) も、「簡単」という語 は名詞なので、「簡単でも」となる。

  8. 「だ」、「である」

    「である」は「にてある」がつまったもの。「だ」は「である」がつまっ たもの。

    だから、「だった」は「であった」がつまったもの。

Author: arima <arima@arima-Inspiron-530>

Date: 2014-02-08 16:38:28 JST

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